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気候も勝手も違うモロッコで病気や怪我をしてしまったら?

モロッコ旅の達人 岩間ひかるです。

せっかくのモロッコ旅行ですから、体調を万全に楽しみたいですよね。
でも万が一、モロッコ滞在中に病気やけがをしてしまったら?

そんな時の対処法と対策についてです。

モロッコを訪れる季節にもよりますが
激しい暑さ、寒さ、一日の寒暖差によって
体調を崩す人は少なくないです。

こと、限られた日数で訪れている旅行者はなおさら。
無理してでもがんばりたくなってしまうもの。

病気の例としては

  • 食あたりによる下痢や嘔吐
  • 熱中症
  • 風邪

こういったことが多いです。

夏場の食あたりは傷んだ食べ物が原因

食あたりの原因は、特に夏の暑い時に傷んだ食べ物を口にすること。
もしくは免疫力が弱まっていた時に、少し傷んだものを口にしてしまうこと。

できる対策は、常に新鮮なものを食べるようにすること。
肉や魚などは完全に火が通ったものを食べるようにすること。

夏の夜のフナ広場で、屋台でご飯を食べたくなりますが、
よく見るとそこに並んだ食材は冷蔵保存されたものではないです。
選択するメニューに気をつけましょう。

個人的には、夏場の卵料理もちょっと不安かな。
炎天下の道端で売られている、できあいのものも手を出しません。

こまめな休憩と水分補給で熱中症対策

次に熱中症。
これも夏場に気をつけなければならないことです。

夏場は頭に直射日光を浴びないように、夏場は帽子が必須です。
ターバンを巻くのも、熱中症対策にはうってつけです。

あとはこま目な水分補給と、休憩。
モロッコの町中にはカフェが多いですから、
こまめに休憩を取ることができます。

旅行者の多くはミネラルウォーターのボトルを買って
水ばっかり飲むことになると思います。

その点スポーツドリンクの粉を持って来ていれば
汗で出ていったミネラルの補給もできるし、
万が一熱中症っぽくなった時にも重宝します。

特に夏場、一日で最も暑い時間は14〜17時くらいです。
この時間は街に出ても人が閑散としています。

地元の人にとっても、この時間はランチの後だったりするので
家で休んでいる時間帯。
ちょうど暑い時間帯に身体を休めるようなリズムで暮らしています。

しかし時間が限られた旅行者はそうもいきませんね。

夏場にモロッコを旅行される方は、閉園時間があるような観光施設には午前中におもむき、
暑い時間帯にランチを摂ったり、一度ホテルへ戻ってシエスタして
再度夕方から繰り出すような過ごし方をおススメします。

温度差を上手に調整して風邪を防ぐ

最後に風邪。

モロッコは基本的に海岸部以外の場所は乾燥しています。
おまけにそういう地域では昼夜の寒暖差も大きいです。
それゆえに、風邪を引きやすい条件が整っているんですね。

乾燥に対しては、就寝時にマスクをつけることで
乾燥だけでなくて砂塵を吸い込むことも予防できます。

寒暖の激しいことへは、昼間と夜間の温度差を
羽織物で調整すると良いでしょう。

あと意外な落とし穴は、ホテルや車のエアコンによるもの。
夏場、外が40℃を超えているとどうしてもエアコンの恩恵を受けたくなります。
ついついキンキンに冷やしてしまって、
寝冷えしたり、喉をやられたりということは良く聞きます。

エアコンは外気との温度差が大きくし過ぎず、
外よりも少し快適なくらいの温度設定がベストです。

もしも風邪っぽいな?
と思ったら、スパイスたっぷりのモロッコ料理で
たっぷり栄養を付けましょう。

スパイスやハーブは、時として天然のお薬です。

頭痛薬と下痢止めを日本から携行する

モロッコに滞在中、体調不良になった時のために
お薬を日本から携行するのは良いと思います。
ふだん飲み慣れている薬がいちばん良いですから。

頭痛薬は日本の商品が良いらしいです。
良く「日本から買ってきて欲しいものリスト」に入ってます。

下痢、食あたりといったら、日本では定番の正露丸。
しかし私がはじめてアフリカに来る際に、旅行代理店の方に言われたのは

「アフリカでの下痢は、正露丸ではなくてワカマツA錠」

でした。
それ以来私も、ワカマツA錠を常備しています。

もちろん、ウィルス・細菌性の下痢の場合は、
下痢を止めるのではなくて体内の細菌を出し切らなければならないので、
服用する薬も確認しなければなりません。

日本から持って来たお薬では対処できなかった場合、
モロッコでは薬は薬局(PHARMACIE)で購入します。
街中で白地に緑字の看板とか、緑色のネオンの看板で見つけられると思います。

モロッコ、薬局

いざという時はモロッコ現地のプライベート病院へ

薬を服用しても良くならない場合。
もしくはとても緊急事態な場合。
大きな怪我を負ってしまった場合。

すぐに病院へ行って診察を受けましょう。

これまで私が関わったお客様のなかでも

  • 道端でネコに噛まれた
  • 路肩で足をくじいて足首を骨折した

こういったことが起きて、病院にお世話になりました。

モロッコで病院なんて、大丈夫なの〜!?

というご心配はごもっともです。
でも、きちんとした病院を選べば大丈夫。

モロッコの主要都市における医療機関は
在モロッコ日本大使館のウェブサイトに掲載されています。

もしもこれらの都市以外で病院にかかりたい場合は、
選べるならば公立病院よりはプライベートの病院や診療所が良いでしょう。

公立病院は診療費が無料な分、
モロッコ人の患者が長蛇の列で診察を待っていることがほとんど。
ですから、緊急時にはプライベートの方が良いです。

常備薬と海外旅行保険|しっかり準備で万が一に備えましょう

モロッコの医療費は、日本の医療費に比べたら低額です。
お薬代はもしかしたらモロッコの方が高額あるいは同等かもしれません。
しかし旅行中にその代金を払うとなると、それなりに大きな金額になります。

いつもとは違う環境、違う気候、違う水質。
旅中のハイテンションだけで乗り越えられないことが発生するのもまた旅。

一事が万事ですから、もしもモロッコで病院へ行くことになったとしても
お金のことで頭を悩ませずに済むように
事前に海外旅行保険には加入しましょう。

海外旅行保険を旅行のためだけに申し込むのも良いですが、
ふだん持っているクレジットカードに海外旅行傷害保険が付帯されていたら便利ですね。

たとえば【エポスカード】なら、

と、旅行者にはうれしい特典が揃っています。

おまけに利用する度にポイントが貯まるなら、
持っていてデメリットがありませんね!

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プロフィール


岩間ひかる

2002年にはじめて訪れてから
モロッコとモロッコ旅にどハマりして15年。
2014年から念願だったモロッコへの移住。


モロッコで出産した娘と息子、愛猫も加わり
スローライフを満喫。


●モロッコ現地のプライベートツアーHikali Safari
●マラケシュのゲストハウスDar Mirai
●サハラのグランピング Jardin Kotori
●個人的なメディア hikaruiwama.com


を運営しながら、
モロッコの魅力をウェブとリアルで発信中。

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Facebookページ(Hikali Safari)

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