モロッコ旅の達人 岩間ひかるです。
モロッコでは、2020年3月20日からロックダウンが始まり、
この記事を書いている2020年6月15日現在もロックダウンが継続中です。
モロッコでの新型コロナウィルスの現状
直近で投稿した3月13日以降、モロッコでは目まぐるしく状況が変わりました。
2020年3月14日 翌週以降の教育機関の休講措置発表
2020年3月19日 空・海・陸全ての国境が閉鎖され鎖国状態に突入。全ての国際線の離着陸停止。(最終的に3月21日まで運行)
2020年3月20日 全土ロックダウン開始
2020年4月20日 ロックダウンが更に1ヶ月延長の発表
2020年5月20日 ロックダウンが更に6月10日まで延長の発表
2020年6月10日 ロックダウンが更に7月10日まで延長の発表
ロックダウン下の状況
「こんなにロックダウンが延長されるなんて、モロッコでは相当やばいのか」
と思われるかと思います。
が、この慎重姿勢が功を奏していて、COVID-19は感染爆発はしていません。
累計感染者数:8,838名
うち回復者数:7,779名
死亡者数:212名
(2020年6月15日10:00時点)
また、地域によって感染拡大の緩急が異なることから、
6月10日以降のロックダウン状況下では
地域毎に制限の度合いに区別
全土的に許可制によって仕事復帰
このように、これまでの厳しいロックダウンではなくて、ロックダウン解除へ向けて段階的に人々の活動を元に戻していっています。
国境開港の見込み
現時点ではモロッコ王国に出入りするための、空路、海路、陸路の開港見込みは立っていません。
国内のロックダウンが解かれるであろう7月10日ともなれば、
例年であれば7月8月のヨーロッパのバカンスシーズンに合わせて、多くの旅行者やUターンするモロッコ人が越境してきます。
そうなると感染の第二波が来るであろうことは容易に想像できますから、余計に国は国境開港に慎重になるのかもしれないです。