モロッコ旅の達人 岩間ひかるです。
2021年11月末の急な鎖国から2ヶ月を経て、
モロッコは2022年2月7日から再び国境をオープンしました。
開国直後は、旅行者の流入もスークのお店の開き具合も
比較的静かだったのですが、週を経るたびに活気が戻ってきました!
現在ではかつてのように、旧市街のどこを歩いていても
旅行客が歩いているのを目にするようになりました。
そしてこの賑わいは、ヨーロッパがイースター休暇を迎える
4月にかけて加速していくことが予想されています。
モロッコへの出入国条件(2022年3月24日時点)
在モロッコ日本大使館がまとめた情報によれば、
1 モロッコ出国時の水際対策
(1)2回目(ヤンセン(ジョンソン・エンド・ジョンソン)の場合は1回目)のワクチン接種から4か月以上が経過している場合、ブースター接種が必須
(2)直近に感染から回復した者は感染日から4週間(28日)後でなければブースター接種を受けることができないが、以下の書類があれば出国が可能
ア 古いワクチンパス(pass vaccinal)
イ 直近の感染を示すPCR検査又は迅速抗原検査の結果
ウ 治癒証明証書又はPCR検査の陰性証明書2 モロッコ入国時の水際対策
(1)ワクチンパス(pass vaccinal)、搭乗時の48時間前以降に受けたPCR検査の陰性証明書(※1)、旅行者衛生フォーム(Fiche Sanitaire du Passager)(※2)が必要
(2)モロッコ到着後、入国地点にて迅速抗原検査及びランダムなPCR検査が実施される。迅速抗原検査の結果が陽性で無症状又は軽症の場合は、新型コロナウイルス治療プロトコル(※3)に従い自宅(旅行者の場合はホテル)にて自己隔離による療養、中等症の場合は同プロトコルに従い公立病院又は私立病院にて療養
(3)6歳未満の子どもについては入国時の水際対策は適用されない。6歳以上18歳未満の子どもについては搭乗時の48時間前以降に受けたPCR検査の陰性証明書のみ必要で、到着時に迅速抗原検査が実施される
※1:PCR検査及び陰性証明書の要件は発表されていないため、モロッコで実施されている検査と同様の鼻腔咽頭拭い液による検査を受けた上で、英語又は仏語の陰性証明書を紙で提出することを推奨します。
※2:下記のいずれかのリンクからダウンロード可能です(航空機内・船舶内でも配布)。必要事項、特にモロッコ入国後10日間に連絡可能な住所と電話番号2つを記入する必要があります。【旅行者衛生フォーム(Fiche Sanitaire du Passager)】
https://www.onda.ma/form.php
https://www.sante.gov.ma/PublishingImages/2021/protocole/FSP%20avion.pdf?csf=1&e=2iw7FK※3:最新の新型コロナウイルス治療プロトコルについてはモロッコ保健省ホームページをご確認ください。
【モロッコ保健省ホームページ】
在モロッコ日本大使館のHPより(https://www.ma.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00328.html)
https://www.sante.gov.ma/Pages/Accueil.aspx
とあります。
出国条件に関しては、ご利用の航空会社や渡航先国によって条件が加わる場合もありますので、
ケース別に最新情報を確認しておく必要があります。
モロッコ国内の空気感
気になるのは、モロッコ現地の空気感かと思います。
結論を言うと、私が目にして感じるのは
「もう恐怖のピークは過ぎ去ったな」
というのが本音の印象です。
今ではマスクを付ける人を見かけることも少なくなりました。
カフェではかつてのように人が集い、屋外で軽く食事を済ませる光景も普通になっています。
世界中に急速に新型コロナウィルスが拡散したちょうど2年前。
得体の知れない現象に世界中が恐怖したあれから2年を経てやっと
本当の意味での春の季節を迎えようとしているのを感じます。
今度こそ、モロッコ旅の再開を信じて。