モロッコ旅の達人 岩間ひかるです。
2022年2月7日以降設定されていたモロッコ入国条件は
○ワクチンパスポート
○搭乗時48時間前のPCR陰性証明書
だったのですが、5月17日の発表によりますと、
PCR陰性証明書を除外するとのことです。
背後にあるのは”マルハバ・オペレーション”
モロッコでは2月の再開国以降、4月中旬のヨーロピアンのイースター休暇に向けて
相当数の欧米からの旅行客で賑わいました。
Morocco World Newsによりますと、
モロッコの観光収入は今年最初の3ヶ月で10億ドル近くに達したとあります。
次にモロッコへ多くの人が流入するタイミングは
7月、8月のバカンスシーズンです。
夏のバカンスを得たヨーロピアンはもちろんのこと、
故郷を離れてヨーロッパで生活するモロッコ人が
どっと帰省する時期でもあります。
マルハバ・オペレーションはこの次期タイミングを見越して
この度PCRテストを不要にする決断をしたようです。
依然としてワクチンパスは必要な模様
Morocco World Newsの記載から類推する限り、
モロッコ入国におけるワクチンパスポートの提示はいまだ必要なようです。
この点については、まだ各国大使館等からの連絡はないので
(というのも、このニュースが飛び込んできたのは17日夜間ですしね…)
随時更新していきます。
それにしても、日本でPCRテスト及び陰性証明書の発行には
約3万円かかると噂に聞いていましたので、この負担が軽減されることは
モロッコへ旅行者が戻ってくる大きな一助になることでしょう!