モロッコ旅の達人 岩間ひかるです。
少し前まで人気だったカーペット、ボシャルウィット。
ボシャルウィットとは古着の布を裂いた布切れを組み合わせて
手作りするカーペットです。
ボシャルウィット美術館(Boucharouite Museum)
には、オーナーのパトリック氏がコレクションした
ボシャルウィットが数多く展示されています。
ボシャルウィットはすべて女性の手で作られますが、
ここに展示しているのは現在の絨毯屋さんではあまり見かけないようなデザインばかり。
それもそのはず。
1980年代など、すごく前に織られたものが多く展示されています。
敷物としてだけではなく、絵画のような作品が多く見られます。
ボシャルウィット美術館の成り立ち
19世紀のリヤドを改築して作られた美術館です。
今すぐゲストが来て泊まれそうなくらい、
お部屋にはシャワーやベッドが備わっていて、
そのなかでボシャルウィットが違和感無く展示されています。
ボシャルウィット美術館の内部
ボシャルウィットだけでなく、
歴代のモロッコ国王の肖像がや写真が展示されたお部屋もあります。
ちょうど順路の半分辺りで、気持ちのよいテラスに着きます。
ここで飲物を頼んで休憩することができます。
居心地が良くて、ついつい長居してしまうでしょう。
ボシャルウィット美術館のアクセス情報
- 営業時間:9:30〜18:00
- 休館日:日曜日と8月
- 入場料:40DH